私の生まれた日

昨年も書きましたが
30歳過ぎてからの誕生日の心得。

「自分に自分から贈り物をしよう♪」

というわけで、今年もやってきました、私の誕生日。

今年のプレゼントは、花です。

しかも我が子の初節句祝いも兼ねて
桃の花を取り入れたフラワーアレンジメントを、
私から、我が子宛てに贈ってみました。

その他にも、
父からコージーコーナーのバースデーケーキ（兼退院祝い）


お義母さまからエミリオ・ロバのクチュールフラワー〈ラナンキュラス〉


夫からは春のお出掛けが楽しくなるように、NIKEの白いスニーカー


大好きな家族から、たくさんの嬉しいお祝いをいただいて、
我が子と過ごす、とっても幸せな誕生日です♪

ところでフランス語で誕生日おめでとうは
『ボナニヴェルセール』と言うそうです。
これは、義弟くんからのメッセージです。

皆様、本当に本当にありがとうございます。

・・・あ、夫がいない・・・
でも、誕生日を迎えた瞬間、
メッセージが届いたんだもんね♪

愛されてるな〜。・・・なんて。

明日は、我が子とともに、夫のもとに一時帰宅します。
待っててね。

r.

久々、一年前を振り返る

（雛祭りに先駆けて、銀座甘楽の桜餅をいただきながら）

一年前の今日は、産科で妊婦健診でした。

我が子は間もなく妊娠32週。

そして、私が職場を退職する日まで、あと3日。
（2008年は閏年だったので、退職日は2月29日でした）

あれから、もう1年が経つ。早いなあ。

そもそも、こんなに長い間、仕事から離れているなんて
正直新鮮です。
今はまだ、専業主婦にもなりきれてない、浪人ママ。
そんな感じです。

私はこれから、どうなっていくのだろう。

どうしていきたいのだろう。

そういえば昨年は、退職後の過ごし方にテーマがありました。

《お腹の中の子に、私の大好きな人達の声を聞かせたい！》

というわけで、3月からのふた月で
大学時代からの友人、以前の職場の友人を含め、
10人以上の友人と会ったのでした。

あの時間はとても充実していて、その後の私の原動力を
作ってくれたような気がします。

元々の派遣契約では3月末まで働くはずだった私。
でも突然の派遣先の契約打ち切りで、
紆余曲折の後、2月末までの契約に。

だからこそ、仕事では得られないものを得たような、
そんな気がしています。


さて、もう、今の私は「退職後」でも「出産後」でもない。

「闘病中」？

う〜ん、この病気は闘うのではなく、共存していくものだから
イマイチ違うなあ。

「育児中」？！

うん、まあ、そうだけど。
でも子を生んだからには、それはすでに私の一部。
だからやっぱり、ピンと来ない。

答えのでないまま、
明日、私は、またひとつ年をとります。

r.

10ヶ月になりました

あと2ヶ月で1歳だなんて！！！

恐ろしすぎます〜

そんな我が子の、成長したなーと思うところ。


物をなめるまでの時間が長くなった。

本を噛むより先にめくるようになった。

ここぞという時に泣くようになった。


でもって、相変わらず赤ちゃんだなーと思うところ。

やっぱり空腹時は手がつけられないほど泣いている。


ちなみに後者はお母さんにそっくり。

私の場合は泣くのではなく
夫に八つ当たりしています。

ついでに眠いときもそうなる私。

もしかして我が子もいずれ・・・？？

寝相の悪さも似ている母娘。
お父さん、ごめんなさい。

ごめんなさいついでに、
反省してても、おやつのスウィートポテトは食べます。
パン屋のそれは、素朴で美味しいです。


r.

断乳完了！

そして、入院からひと月が経ちました。

今回の入院で辛かったのが、まずこの断乳ってやつです。

精神的にも辛かったのですが、
実際に体が（というか胸が）本当に辛い！！！

初日は固く張ったおっぱいを、
自ら搾乳してみたのですが・・・

途中からは怖くて触れませんでした〜
痛いより怖い、って初めての感覚です。

働いてた頃に、胸が張って岩のようだ、と思った事はあるけれど
胸の中に、石が詰まっててガチガチだ、なんて思った事はなかった。

とにかく胸が、怖い痛い熱い。

消灯後は、濡れタオルを胸の上に置いて寝てました。
（一度そのまま寝入ってしまい、寒くて目が覚めた）

今回、そんな私を救ってくれたのは
助産師の皆さんです。

入院した病院は、私が出産した病院でもあるので
皆さんには絶大な信頼を寄せている私。

入院初日から、病室まで足を運んでの母乳ケア。
結局私自身が産科病棟の母乳相談室に行ったのは
退院前の2回だけでした。

そして今日、退院後初の母乳相談室。
トラブルもなく、無事に断乳完了。

振り返れば、出産後のフォローアップから始まり、
ほぼ毎月、母乳相談室に通っていました。

最初は母乳育児に自信の持てなかった私でしたが
9ヶ月間続けられたのは助産師さんのおかげです！
ありがとうございました。

今回断乳をして、自分の胸を見て、
「ああ、こんなにも我が子は母乳を飲んでいたのね」
と、驚き感動したのでした。

ところで、もうひとつ驚いた事。

胸が縮むのは当然ですが、しぼんで張りがなくなりました。
さらに母乳育児で妊娠前の体重より5キロ減だったので
その分胸が小さくなりました。悲しい・・・

そして我が子は、すっかりミルクに夢中。

入院して5日ぶりに会った時から、
お母さんのおっぱいに未練の欠片もなかったんだから。

助産師さん曰く「女子はクール」だそうです。

母はそんな貴女に負けないわ！

大好きな、清寿軒の「大判どらやき」に誓うのでした。

（ちなみにこのどらやき、我が夫は
「ドラえもんに出て来るどらやきだあ〜」て言ってたな）

r.

ひさしぶりのさんぽ

きょうはおそとがおひさまだったから
のりものにのって　おさんぽにいったよ

おとうさんとおかあさんといったよ

おかあさんが
「公園に梅と桜が咲いているらしいから
見に行ってみよう！」
とはりきっていたよ

でものりものをうごかしていたのは
おとうさんだよ


そのうち
「これが桜かな？」
「違うよ！これは梅だよ」
とたのしそうにしてたよ

どっちでもいいよ

なんだかねむくなったよ

おとうさんとおかあさんが
「やっぱりベビーカーは気持ちいいんだね」
と・・・いって・・・

u.

父と娘、3週間ぶりに会う

入院している後半からずっと胸にあった思い。
「私より、夫のほうが辛いよね・・・」

だってだって、
可愛い我が子に会いたいでしょう！！！

私が入院してからずっと、
我が子とは5日間過ごしたきり
自宅で一人暮らしを続けている夫。

そう思ったら、なんだか悲しくて
入院最後のほうは、
そんな話を同じ病室の人にしては
目頭を熱くしていた私です。

（ちなみに妻は、毎朝毎晩電話してくるし、
休みの度に見舞いに来るよう要求するので、
むしろ通常より会っている感じ）

そんなこんなで、
夫と我が子が3週間ぶりに再会です♪

「パパ見知りするかな〜」なんてドキドキしたのですが
娘はお父さんを見た途端に笑顔♪

でも前回のテンション高いのとは異なり
なんだか今回はおしとやか。

おじいちゃんおばあちゃんも
「あれ〜、なんだかいつもと違う。おとなしいぞー」
って言ってる。やっぱり。

お父さんに照れてるのかな？
見ているこっちが、照れちゃうよ。

さて、夫は昨日から1泊2日の我が実家滞在。

いっぱい娘とベタベタしてね♡

でもたまには、私にもかまってね♡

老いも若きも、父親は大活躍です。

r.

もうすぐひな祭りです

3月3日は桃の節句、我が子はじめてのひな祭りです。

昨日実家に雛人形が届きました。

最近は、住宅事情を考慮してなのか、
洋室にも合うコンパクトな雛人形が沢山あるようです。

私の時は七段飾りでしたが
間違いなく、マンションの部屋が埋まります。

というわけで、
我が子のように小さくて可愛い
お内裏さまとお雛さまが到着しました！

今年は私の実家に飾るけれど
来年からは、我が家に飾ってお祝いしましょうね。

ところで最近は
節句人形アドバイザー資格なるものがあるようです。
高額商品を扱う、確かな人材が必要ってことでしょうか？

高額商品といえば、婚礼業界もそうだったな。
しきたりやマナーについて、確かな知識が必要。
その上でのトレンド。

ちなみに雛人形のトレンドは、
自分用に買う「マイひな人形」だそうです。


ふと、我が子の寝顔を
眺めていて思ったのですが、
お雛さまのほっぺと
我が子のほっぺのぷくぷく具合が
そっくりです。

あ〜可愛い、
マイおひな様だわ！

r.

母娘そろって満月顔

退院して1週間が経ちました。
順調に実家療養中です。

現在は、毎朝ステロイド剤（プレドニゾロン5mg）を4錠飲み、
1日おきにインターフェロン（ベタフェロン皮下注）を1ml
注射しています。

前者の薬がなかなかの厄介者で、副作用が多いのは有名な話。

よく市販の薬の注釈に「ステロイド剤は使用してありません」
とあるのを見ませんか？
そう、それだけ危険人物なのです。

ステロイドは炎症やアレルギーの症状を抑える作用のある薬で、
リウマチ、膠原病、血液、肺、腎臓、皮膚などの
様々な病気に効くだけあって、とにかく強力！

（しかも1錠ずつが小粒なくせに、とっても苦い！！）

代表的な副作用は、
感染に対する抵抗力の低下、
高血圧、糖尿病、高コレステロール血症
胃潰瘍、骨粗鬆症・・・などなど色々ありますが・・・。

外見上にでるのがムーンフェイス！
そう、満月顔です！かわいいのは名称だけ！！

つまりは顔が丸くなるのです〜

私もステロイドでの治療を開始してもうすぐひと月。
顔はちゃくちゃくと丸くなってきています。

そして何故か我が子の顔も丸くなってきました。

我が子が母乳をやめてから、間もなくひと月。
やっぱりミルクのほうが飲む量が安定してるのね♪

というわけで、仲良く満月顔の母娘です。

そうそう、副作用には、肥満もあります。
母乳もあげなくなったし、気をつけなくちゃ、と思ったら
動き回る我が子についているだけで、かなりのダイエットに。

なんて母想いの子なんだ〜

だから夕食後に、叶 匠壽庵の「和三盆ロール」を
いただきました。ごちそうさまです。


r.

きょうはばれんたいん

はじめての
ばれんたいんでーです

おじいちゃんにちょこをあげました
だからふたりにあげました

ふたまたってやつじゃないよ


おとうさんにはあげてません

おとうさんにはおかあさんがあげてたよ


そのうちおかあさんみたいに
おとうさんみたいなひとにあげるよ

u.

バラ色の人生

約3週間の入院生活が終わりました。

毎回入院すると、気付くこと。
「素敵な出会いがある」
「自分を見つめ直せる」
そして一番は
「家族に支えられて生きている」

病気になって入院して、
あらためて気付く大切なことの数々。

そして今回も、私はつくづく思うのです。
「私の人生はバラ色だ。なんて素晴らしい！」


退院の日、病院にある花屋で花を買いました。
ラベンダーを一鉢。

見舞の時に植木は買えませんが、
（根付くといって縁起が悪い）
もう入院しないぞ！という意味を込めて、
退院する時に自分で買うのはどうでしょう？

私のいない間、我が子の面倒を見ててくれた
父と母に
いつも心配と迷惑ばかりかけている娘から
感謝の気持ちを贈ります。

更にもう一鉢。
私の隣のベッドのOさんから、我が子の為にプレゼント。
3週間、お父さんもお母さんもいなかったのに頑張ったね。
寂しかったよね。

皆様、本当にどうもありがとうございます。

まだ言葉にも形にもなっていないけれど
新たな決意を胸に、日常生活に戻ります。

r.

入院中、最後の外出

入院2週間目。2度目にして最後の外出。

今回は実家へ行き、我が子の顔を眺めます。

前回我が子に会ってから、もう1週間。
緊張します。
たまにしか会えない恋人に会うみたい。

早速、恋人に会うために、病院からタクシーに乗りました。

次々に目に飛び込んでくる映像に
私の目は疲労困憊。
あっという間に、酔いました。

病院の中はほとんどが白っぽい壁で
情報といったら、案内表示くらい。

視線が彷徨わない分、映像がぶれないので
複視が良くなったかと喜んでいたけれど・・・甘かったかな。

でも我が子の笑顔が鮮明に見えるから
とりあえず、良しとしよう！

今回は、仕事でいうならフル勤務の外出です。
というわけで、育児を仕事のようにこなすぞ。

離乳食を2回あげて、散歩に行き、お風呂にも入れます。

久々に充実した気持ち♪

おやつと食後、甘味も2度楽しんで、大満足です。



ところで前回の外泊も、今回の外出も、
医師が書類に記入した理由は「気分転換」。

私自身の理由は、
「残りの入院生活を頑張るため」。

あと6日間。

ステロイドパルス療法1クールと、
髄液検査と頭部MRI検査。

家族3人での生活を取り戻すために
頑張るぞ！！！

ちなみに病院に戻る時の夜道は暗いので
視界は良好でした。

r.