6時30分、起床。胸が痛くて動けない。
一晩中、寝返りをしていない様子、背中も痛い。
朝食後もぐったりしている。
9時30分、産科の助産師さんが母乳ケアに来てくれる。
体も心も救われるひと時です。
10時30分、入院して初めての風呂(というかシャワー)
湯上がりは熱さでくらくらして、苦手です。
(ウートフ現象:体温が上昇すると多発性硬化症の症状が増悪する。
なのかな?)
そのままの勢いで昼食とって、またぐったり。
今日は一日中こんな感じで終わっちゃうの〜?!と思っていたら、
突如転機が訪れました。
昨日に引き続き、病室の方との交流タイムです。
私のいる病室は、6人の大部屋なのですが、
実は昨日までベッドが4つしか埋まっていませんでした。
ひとつは外出中だった為、もうひとつは空きだった為。
でもそのふたつが埋まり、新たな出会いがありました。
なんと、私と同じ多発性硬化症の方がいらっしゃったのです!
そして、私より一回り以上も若いMちゃんの言葉が
私をハッとさせました。
「妊娠して子供生めるのかなあ」
そうだよね、女性として不安なところだよね。
私だって、この病気になった時、出産以前に、
「もう恋愛も結婚も望めないかもしれない」って思った。
でも出来るよ!妊娠出産して、今ここにいるよ!
私の中にやる気が芽生えました。
この入院を記録して、出産できるって伝えよう。
その日からベッドの上で、紙とペンが明確な意志を持って
活躍を始めたのです。
r.
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