その日は8時45分という早朝から頭部MRIの検査、
10時30分からその結果を以て、神経内科の診察を受けることに。
先だっての外来受診の日より、3日後に検査・診察という迅速さから、
事態の緊急性が伺えます。入院の可能性も示唆されました。
覚悟は決めておかなければなりません。
3日前、道を歩いていたら、
視界の焦点が合わないことに気づいた私。
「複視」(ものが二重に見える、多発性硬化症の一症状)
5年半前に多発性硬化症になり、4年半前に複視を患って以来、
疲れてる時や、暑い時寒い時は、たまにそうなるけれど
いつもより、視界のぶれが強くて長いかもしれない。
とうとう恐れていた再発です。
さて検査と診察の間に、病院6階のお気に入りのカフェで、
iPod shuffleでシャンソンを聴きながら、のんきにお茶でも♪
嗚呼、でも、まさか、これが最後の優雅なひと時になるなんて。
お茶を終えた私が、診察で宣告されたのは「緊急入院」。
12時00分。採血と心電図検査を済ませて入院患者になりました。
その後は、大苦手な腰椎窄刺による髄液検査。
(でも陣痛のほうが痛かったので、前回ほど辛くなかった)
続いてステロイドパルス療法1クール目の1日目。
(ステロイド剤の点滴を、3日間連続で行う療法)
そして、断乳スタート。
(すでに最後の授乳から12時間以上経過。胸が張って痛い)
今まで、私の体は我が子を守るためにあり、
そして我が子に守られていたのだね。
予定2週間程度の入院生活が始まりました。
r.
0 件のコメント:
コメントを投稿